[未曽有の大震災から6年が経った。 住人がいない地域では、動物たちが、とりわけ、イノシシが我がもの顔に人家への出入りを繰り返すという事態になっていた。 一時避難を余儀なくされている添田家では、やがて帰還1ために、少しずつ家の修復をしよう ...
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長崎県出身。劇作家、演出家、俳優。1986年、東京乾電池「町内シリーズ三部作」を皮切りに作・演出を手がけ、89年『蒲団と達磨』で岸田國士戯曲賞を受賞。以後、数多くの作品を世に送り出す。90年代からはテレビドラマや映画の脚本家・監督など活躍の場を広げ、俳優としてもテレビドラマ、映画、舞台に多数出演。93年『こわれゆく男』『鳩を飼う姉妹』で紀伊國屋演劇賞個人賞、98年『テレビ・デイズ』で読売文学賞、2018年『薄い桃色のかたまり』で鶴屋南北戯曲賞を受賞。