いずみ凜

主な活動地域:
東京都

いずみ凜|Lin Izumi  劇作家。岐阜県出身。
幼いころから演劇に親しみ、大学卒業後、劇団はぐるまに入団。89年NHKのラジオドラマ執筆をきっかけに脚本家としての活動を開始。NHKラジオ『お話でてこい』の脚本を十数年にわたり執筆。劇団はぐるま退団後、東京演劇アンサンブルを経てフリーとなり、舞台脚本を中心に執筆活動に入る。日本全国のさまざまな劇団の脚本を執筆。児童青少年に向けた作品が多く、子どもからおとなまで共に観て語り合える演劇をめざしている。舞台脚本に『ギャング・エイジ』(劇団風の子中部)、『飛ぶ教室』(劇団仲間)、『ハンナのかばん』(劇団銅鑼)、『風が吹くとき』『クラウディアの祈り』(東京芸術座)、『夜空の下に降る花は』『セロ弾きのゴーシュ』(劇団はぐるま)、『あの庭の扉をあけたとき』(演劇集団円)、『パーシーとアラビアの王子さま』(児演協合同公演)、『おさな星のうたたね』(劇団風の子)、オペラ『銀のロバ』(オペラシアターこんにゃく座)など。また人形劇に『ねずみ女房 The Mousewife』(ひぽぽたあむ)、『岸辺のヤービ』(ひとみ座)、『トクントクン』(クラルテ)など。劇団仲間『カモメに飛ぶことを教えた猫』は東京都優秀児童演劇選定優秀賞を受賞し300ステージを超えた。『ナガサキん’グラフィティ』(劇団道化)で第39回斎田喬戯曲賞優秀賞受賞。第23回O夫人児童青少年演劇賞受賞。大学などで脚本創作の講師も務め、演劇教育にも力を入れている。また、北欧で行われている批評対話を取り入れて、演劇人同士が互いに高めあえる対話の場をつくることにも力を入れている。