クリストファ・リビングストンはB29の操縦士だった。 広島と長崎への原爆投下に関わったことへの罪の意識を持っていたが、第二次世界大戦の功労者である事などを理由に、それが裁かれることはなかった。 有罪となることを望んでは強盗を繰り返すクリス。 ...
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1926年、熊本県生まれ。
九州大学法学部卒業。
法務省に勤務しながら職場演劇ている時に、演劇サークル「麦の会」をつくり、処女作「僕らが歌を歌うとき」(1956年)を上演する。
その後『日本人民共和国』(1960年)、『メカニズム作戦』(1962年)で第8回岸田國士戯曲賞を受賞。
この2作品と『反応工程』(1959)、『ザ・パイロット』(1964)は「戦後史四部作」と呼ばれている。
その後、劇作に専念。
「革命伝説四部作」と名付けられた『明治の柩』(1962年)、『美しきものの伝説』(1968年)、『阿Q外伝』(1969年)、『聖グレゴリーの殉教』(1972年)を執筆。
ほか「夢-桃中軒牛右衛門の」(1976年)、『からゆきさん』(1977年)など。
1988年、逝去
(国際交流基金・日本の現代戯曲データーベースより)