京都に住む老夫婦、小川慎次郎と幸子の元に、幸子の母校の職員、戸納が戦中の学徒動員について取材に訪れる。 ふたりは戦中、風船爆弾の製造に従事しており、それぞれの想いから、和紙と蒟蒻糊で作られた風船爆弾こそが日本に勝利をもたらすものと信じて ...
作品詳細を表示 ※上演許諾などはコチラ
1968年 茨城県ひたちなか市出身
1992年 大学在学中に「リミテッド・エクスプレス(現在のシアターリミテ)」を旗揚げ。以来、自ら作、演出、出演、プロデュースを兼ねながら、主に京都市内でオリジナル作品を上演
2016年 「カミと蒟蒻」で、第22回劇作家協会新人戯曲賞最終候補ノミネート
2019年 「カミと蒟蒻」(2019年改訂版)で、第46回部落解放文学賞戯曲部門佳作受賞
2022年 「硝子の檻の共犯者」で、第48回部落解放文学賞戯曲部門入賞