今からおよそ400年前。東北は仙台藩のとある漁村。 すべてを押し流していった慶長の大津波から一年が経ち、村人たちは復興作業に励んでいた。 浜辺でがれきを片付けていた嘉兵衛は、ふと手にした石板に心を奪われる。そこには不思議な模様が刻まれて ...
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黒川陽子:1983年栃木県生まれ。 早稲田大学文学研究科修士課程修了。2007年、『ハルメリ』で第13回劇作家協会新人戯曲賞受賞。 『どっきり 地獄』『ロミオ的な人とジュリエット』『幻燈』など中短編戯曲を多数執筆するほか、ミュージカル脚本の作成、映像作品の企画・構 成、評論文の寄稿、海外戯曲の翻訳と、活動の幅を広げている。長編戯曲の代表作に『相貌』、『人間の条件』(共作)など。劇団劇 作家と劇作家女子会。に所属している。