第13回せんがわ劇場演劇コンクールにて初演。 せんがわ劇場での上演を念頭に、仙川駅周辺のリサーチを行い、その周辺の風景と岩手県の盛岡市の風景、沿岸部の風景という3つの土地を「川」で重ね合わせることによって生まれた作品。 土地や時間の影響 ...
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1994年生まれ。宮城県仙台市出身。2016年に演劇ユニットせのびを旗揚げ。
「演劇は触媒であり、主役(変化が起きるもの)は観客自身である」という考えのもと、“記憶”(とくに、「なくなったものははじめからなかったことになってしまうのか」という問い)を題材に取り上げ、モノローグとシーンをコラージュのようにつなぎ合わせ、手触り感と温もりのある質感で立ち上げる。
コロナ禍における深夜の牛丼チェーン店を舞台に執筆し、上演した『@Morioka(僕=村田青葉の場合)』が、かながわ短編演劇アワード2021 戯曲コンペティションにおいてグランプリを受賞。
「若手演出家コンクール2022」(優秀賞受賞)、「かながわ短編演劇アワード2023」、「第13回せんがわ劇場演劇コンクール」と、同年による3本のコンクール出場にて注目を集め、現在は東北を代表する若手演劇人として活動の場を広げている。