害悪

  1. 【あらすじ】
    20XX年、仮想世界における第三次世界大戦が勃発。
    各国は、極めて”平和的”なこの戦闘を、粛々と続けた。

    マジマ家の三姉妹は、母の遺影とともに都内の一軒家にひっそりと暮らしていた。
    長女・アサコは、戦死者そっくりのアンドロイドを遺族に送り届ける区役所の窓口で働き、ストレスの多い職場に辟易している。
    次女・ケイは留学先から帰国したばかりだが、恋人・キコの男性との浮気が許せず、家に引きこもり無気力な日々を送っている。
    三女・イクは大学受験生で、時々離れてくらす父親のもとを訪れる。姉妹の中で唯一母似である彼女と父の間に、かなり前から性的虐待の事実があることを姉二人は気づいているが、決して触れない。そんな彼女たちの関係は、お盆を過ぎた頃、イクの幼馴染・カワカミが戦死し、彼そっくりのアンドロイドが街に帰ってきたことで一変する。

  2. 期間 2015/07/17 (金) ~ 2015/07/19 (日)
    劇場 早稲田小劇場どらま館
    出演 伊佐敷尚子、堀紗織、木俣七海、升味加耀(以上、劇団森)、高原久美子、長澤ケリー花、(以上、劇団くるめるシアター)、川村瑞樹
    作・演出 升味加耀

    舞台監督 村瀬萌々花

    舞台監督補佐 間宮きりん
           黒川知樹

    照明 桐島栄吉

    音響 梶力司

    演出助手・宣伝美術 間宮きりん

    制作・映像 升味加耀

    制作補佐 青木祐樹・川本瑠(劇団くるめるシアター) 

    運営 土肥天(創作集団ヒルノツキ)

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