振って、振られて
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【作品概要】
本作「振って、振られて」は憲法に、自分の信条と社会の状況の間で七転八倒する登場人物の姿を描き、観客に考える機会を提供します。本作のこの特徴は高く評価され、2017年9月の初演以来、各地から上演依頼があり、2018年11月までに12会場で上演され、新聞等にも繰り返し取り上げれています。
【あらすじ】
冬の夕方。N大学法学部の研究室。憲法学者の林典子教授は本棚の蔵書を段ボール箱に詰めていた。この日、憲法「改正」の三回目の国民投票が行われ、基本的人権の大幅改定が決まった。憲法「改悪」反対の立場で活動していた典子は身の危険を感じ、国外への脱出を決める。大学院生の山中法子は典子の決意を知り、途方に暮れる。そこへ、憲法「改正」推進派の椿正教授が現れ、典子にどうぞと日の丸を差し出した。日の丸と受け取らない典子。二人に挟まれる山中。事態は迷走し、エスカレートする。 -
会場:池上邸蔵(長野県松本市丸の内)
日程:9月23~24日(第22回松本演劇祭参加公演)
作:くるみざわしん(光の領地)
演出・音響・照明:増田雄(モンゴルズシアターカンパニー)
出演:藤田和広、小石久美子、宮村信吾 -
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