朗読キネマ『潮騒の祈り』

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劇作家:
高橋郁子
目安となる上演時間:
60~90分
目安となる上演人数:
3人 (女性3人)
  1. 「わたしが孕んだのは、愛それとも憎しみかーー」
     母と娘、海と命の物語。
     本作は主宰・高橋郁子のオリジナル作。12月の満月が土日にかかる年に本公演を繰り返していくidenshi195の軸を成す作品である。
     
     主人公の綾子は身篭った子を、一度は決意した堕胎を実行することができず、捨てたはずの母を頼り、実家に戻ってくる。はじめは反対していた母、和江は、自らも反対を押し切って産んだ経験から、出産を許す。表向きは穏やかな暮らしが始まる。しかし、月齢が進むにつれ綾子に異変が起きる。
     母に対して抱えたままの捻れた感情が、胎児と自分を同化させ、また自分と母を同化させていく。混乱の境地でぶつかり合う母娘の想いとはーー。

  2. 出演:山下亜矢香、こもだまり、東野醒子
    音楽:anoa
    会場:音楽専用空間クレモニア

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