私の帰る処

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劇作家:
いしざわみな
目安となる上演時間:
40~60分
目安となる上演人数:
3人 (女性3人)
  1. 緑豊かな庭に囲まれた古い家で、木々のざわめきや小鳥のさえずり、花々の語らいに囲まれて健やかに仲良く育った姉妹。
    姉の枇南子は母を看取り、今は施設に暮らす父を見守りながら、50年その家に暮らしている。妹の陽花は夫の故郷である福島県の町で被災し、現在は別の町で暮らしている。
    震災や原発事故によって住んでいた場所を追われた人たちは、文字通り自らの拠点を失った。しかし一方で、長年暮らしている家があっても、自らの拠点を見失ってしまうことが人生にはある。
    震災からまもなく7年、これは妹がようやく里帰りした冬の日の数日を描いた物語です。

    ※※※※
    「私の帰る処」は2017年3月に二人芝居として上演されました。本作は、登場人物を3人として改訂したものです。二人芝居の戯曲は、日日刻々ホームページに公開しています。

  2. 初演:2017年12月15日~12月17日
    会場:古民家asagoro
    出演:さかい蜜柑 明日香 真木野透子
    演出:いしざわみな
    宣伝美術・写真:nine design
    企画・制作:日日刻々

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