まもなく人間が住めなくなるという街。そこに、ある覚悟を持って潜むひとりのダンサーがいた。彼の願いは、最後の踊りを妻に捧げること。自ら身勝手に姿を消し、15年も会っていない妻のために…… どちらかと言えば、共感する人は多くないかも知れませんが ...
いしざわみな

- 主な活動地域:
- 東京都
1966年、高知県中村市(現・四万十市)生まれ。土佐高等学校演劇部にて戯曲の創作を始める。和光大学人文学部文学科卒業。在学中に結成した演劇集団ニョロニョロにて『ほら、眠りかけた海が波立つ』(1988)を上演。卒業後、こまばアゴラ劇場にて、『森の窓』(1989)『HAPPY VINYL HOUSE』(1990)を上演。1995年~1996年、松竹シナリオ研究所にてシナリオを学ぶ。田村孟に師事。1996年秋、BiSプロデュースに『幸福な夢』を書き下ろす。1998年、演劇ユニットtheater nagiを結成し、タイニイ・アリスにて『森ノ窓』を再演。2000年、『小さく光っている』が、函館港イルミナシオン映画祭シナリオ大賞にて最終候補に選出される。
2004年1月、『幸福な夢』(演出:橋本博美)公演後に活動を断念。
2016年2月、日日刻々(ひび・こっこく)を立ち上げ活動を再開、11月、キッド・アイラック・アート・ホールにて『幸福な夢』を自らの演出で再演する。2017年に上演した『私の帰る処』が、せんだい短編戯曲賞2018の最終候補に選出される。