7脚の椅子と、7人の女優達。
描かれるのは、ある女の、7才から77才までの物語。
約70分間の、人生賛歌。

※この上演台本は、一部に出演者達本人のことばが採用されている。
台詞の表記で “一部字体の違う部分 ”については、作者と俳優達による演劇ワークショップの中で生み出された、出演者の七人の女優本人の綴った手紙や個人史の年表を、作者が抜粋し、劇作家として構成したものである。

※女性７人ではなく、男女混合での上演を希望する場合、登場人物のうち特に、女１、女５については、男性の俳優でも上演しやすいと思われる。

※この作品は、オールメール版での上演歴もあるため、演出の趣向によって、あらゆるジェンダーのパフォーマーによる上演もまた、可能となっている。

※この作品は、７つの異なる年代の俳優で上演するためではなく、もともと、同年代の７人の俳優で上演することを想像して書かれたものである。

※本作は、もともとリーディングドラマ形式の上演に向けて書きおろされたものであるが、他のすべての戯曲と同じく、あらゆる上演形態の可能性を持つ。

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