水野風太郎、60才、独身。 正確に言えば、今日ちょうど60才の誕生日を迎えていた。 カップラーメンで遅い昼食をとりながら、ひとりきりで誕生日を過ごす風太郎。 大粒の雨が窓を打ち、空には夏の終わりの台風が近づいていた。 そこへ、雨の中 ...
作品詳細を表示 ※上演許諾などはコチラ
劇作家、演出家、青☆組主宰。桐朋学園芸術短期大学非常勤講師。
『雨と猫といくつかの嘘』『時計屋の恋』等、4作品で日本劇作家協会新人戯曲賞に入賞。
『海の五線譜』で北海道戯曲賞優秀賞受賞。心の琴線に触れる美しく繊細な対話劇で、幅広
い年代の支持を集める。青少年との演劇ワークショップや、市民劇の創作、NHK-FM ラジ
オドラマ脚本、など幅広く活躍。こども達や親子に向けた演劇作品の上演にも定評があり、
日本各地で多彩な活動を展開している。
水野風太郎、60才、独身。 正確に言えば、今日ちょうど60才の誕生日を迎えていた。 カップラーメンで遅い昼食をとりながら、ひとりきりで誕生日を過ごす風太郎。 大粒の雨が窓を打ち、空には夏の終わりの台風が近づいていた。 そこへ、雨の中 ...
作品詳細を表示 ※上演許諾などはコチラ
東京に、大きな空のあったころ。祖母から聞いた話と、祖父から聞けなかった話。その光と影を紡いで結ぶ物語。銭湯帰りに見上げる月を、ライカ犬を乗せた宇宙船スプートニクが横切ってゆく。この高台の町の片隅に、戦前から続く工業所を営む一家が暮らしていた ...
作品詳細を表示 ※上演許諾などはコチラ
7脚の椅子と、7人の女優達。 描かれるのは、ある女の、7才から77才までの物語。 約70分間の、人生賛歌。 ※この上演台本は、一部に出演者達本人のことばが採用されている。 台詞の表記で “一部字体の違う部分 ”については、作者と ...
作品詳細を表示 ※上演許諾などはコチラ