借景芝居『A面・B面』
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小路をはさんだ2軒の屋台村の居酒屋「あきら」と「纏」が舞台。「あきら」では葬式帰りの雪子が飲んでいる。死んだ男・鈴木を看取ったが、雪子は鈴木の妻ではなく、部下だ。「あきら」のマスターと、雪子の同僚の卓也が雪子を慰めるが、雪子の気持ちはおさまらない。同時刻、「纏」に東京から来た女性あみが一人で飲みにくる。鈴木の葬式で彼女を見かけた雪子は……。
亡くなった男について、遺された者たちが語るとき、真夏の青森に奇跡の雪が降る。
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2009年7月青森市に実際に存在していた屋台村さんふり横丁「あきら」「纏」という居酒屋に当て書きをした借景芝居。上演の際には、14席しかない居酒屋の席に座り、観客も呑みながら隣の客のドラマを覗き見るように観劇した。 -
▼会場
青森屋台村さんふり横丁 纏 あきら
▼出演
工藤由佳子
工藤静香
高坂明生
田中耕一(劇団雪の会)
山村崇子(青年団)
客入れ時
夏目浩光(声の出演)
宮越昭司、牧野慶一(常連客)
▼スタッフ
音響:藤平美保子
舞台監督:浅沼昌弘
宣伝美術:Griffe inc.(工藤規雄+橋本麻由実)
宣伝写真:工藤規雄
公演写真:田中流
制作補:西後知春、おりゅう
総合プロデュース:畑澤聖悟 -
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