恋 其之弐
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仮に「せ・ん・そ・う」と名付ける出来事があり、互いに不在の時間があって、男たちと女たちが再会した時から物語は始まります。
男たちと女たちは夫婦でした。
そして、帰って来た男たちは、生き身の女たちがすごしてきた時間の中に溜められた<日常>にとまどい、女たちは男たちが通りすぎてきた、非日常的な事件をどう理解したらよいのかわからず、途方にくれてしまいます。<中略>
そこに現れた一人の娘は、帰って来た男たちの中に自分の夫がいると告げて、<夫さがし>をはじめ、<中略>
「恋」は、一人の娘がやってきたことで、自分さがしをしなければならなくなる男たちの女たちの物語です。(岸田理生) -
劇場◎富山 利賀山房(利賀フェスティバル’86参加)
出演◎富田三千代、八重樫聖、雛涼子、米沢美和子、石田幸、梶塚秀子、兼田かおり、横田和恵、井野知子、岡村龍吾、池田火斗志、宗方駿、西岡幸男、荒田賢司、石川直樹、石井伸也、和栗由紀夫、今野相龍
スタッフ◎演出 和田喜夫、舞台監督・舞台美術 中池眞吉、照明 林徹、音響 原島正治、美術 吉江庄藏、高野アズサ、制作 宗方駿、他 -
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