星をみるひと
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研究課題の為、地球に来たウラヌス星人ヴィナス、サトゥルス、メルクスの3人。
最初のうちは面白おかしく研究を進めていくが、そのうち、地球では天災で多くの人々が亡くなっているのを知る。地球よりも文明が発達しているウラヌスでは天災の予知が可能になっており、地球の天災についても予知してしまう。
だが、その危機を伝えようにも直接地球とコンタクトすることは問題である。そこで彼女たちは地球人らの携帯にメッセージを送ることにする。地球人の生死に関与してしまい思い悩む3人であるが、それでも見殺しには出来ないとメッセージを送り続けていくが、中には便乗していたずらをする者たちも現れ、逆に地球人らの怒りを買うことになる。
そんな中、もう一隻の宇宙船が彼らに呼び掛ける。ウラヌス星人のユピテルとプルトである。彼らは資源のある星とのパイプラインを建設する際、邪魔な位置にある地球を破壊する為、名目上の調査に来ていた。ユピテルはウラヌスと地球の文明の差を『神と赤子のような関係』と言い放つ。
地球への関与について口論する中、ヴィナスたちの宇宙船が墜落してしまう。そして彼らは地球から脱出する為に船の修理を試みるが、その前に地球人たちに見つかり襲撃を受ける。
神になり損ねた一行は逆に地球人に殺されそうになる。ギリギリの精神状態の中、そこに神の存在を見出すことになる。 -
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