ある町にある小さな施設の一室。 この部屋で10年前、中村はマスコミに向かって言った。 「誰かお父さんを死なせてあげてください」。 現在この部屋は簡素なパーテーションにより半分に区切られ、その奥には首吊り用スペースが設けられている。 ...
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劇作家、演出家、『たまゆら書店』『虚構オメガ』主宰。東京生まれの名古屋育ち。現在も名古屋在住。武蔵野美術短期大学卒。30歳から制作として演劇に関わり始め、2008年、処女戯曲『回転鼻眼鏡』が第25回名古屋文化振興賞戯曲部門の最終候補作に選出されたことをきっかけに、2009年4月に『虚構オメガ』を立ち上げ。虚構オメガ名義のほぼ全ての作演出を担当。本公演以外にも、大小のイベント参加、企業PR公演等、精力的に活動を続けている。2020年1月よりソロユニット活動を開始。これまでに『回転鼻眼鏡』が第25回名古屋文化振興賞戯曲部門(2008年)および第5回近松賞(2009年)、『5メートル向こう側』が第26回名古屋文化振興賞戯曲部門(2009年)、『向日葵村』が「日本の劇」戯曲賞2011(2011年)の最終候補作に選出。他劇団への戯曲提供や外部演出、演劇指導、宣伝美術、サイト作成等、多方面で活躍中。
ある町にある小さな施設の一室。 この部屋で10年前、中村はマスコミに向かって言った。 「誰かお父さんを死なせてあげてください」。 現在この部屋は簡素なパーテーションにより半分に区切られ、その奥には首吊り用スペースが設けられている。 ...
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100人程度の人間が住む村落共同体。創立15周年の日が近く迫っているにも関わらず、村長は行方不明。代わりに志賀とその愛人の茶屋が村を切り盛りしつつ、村長の帰りを待っていた。 ある日、久屋栄は双子の姉に会う為に、砂田は都会から離れる為に入村 ...
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研究課題の為、地球に来たウラヌス星人ヴィナス、サトゥルス、メルクスの3人。 最初のうちは面白おかしく研究を進めていくが、そのうち、地球では天災で多くの人々が亡くなっているのを知る。地球よりも文明が発達しているウラヌスでは天災の予知が可能に ...
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