いちごの沈黙

  • いちごの沈黙
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劇作家:
鈴江俊郎
目安となる上演時間:
40~60分
目安となる上演人数:
3人 (男性1人、女性2人)
  1. ランプの宿に、会社からのご褒美旅行でやってきた男女。
    彼らはファーストフードの店長たち。
    年に一度の売上コンクール全国大会の金銀銅メダリストだ。
    常連になっている彼らは、
    この自然を満喫するというよりは自然に負けそうになっているだけの悲惨な旅に右往左往する。
    三年連続金メダリストの男は苦労もしないでいろんなものが手に入ってしまう自分の現実に、

    なにか手応えのなさすら感じている。
    手応えもないまま、社長から「こっそり使え」と八千万円もの金を預けられている。
    彼の不条理な悩みは深まるばかりだ。
    その時、不気味な宿の主人に彼らは監禁されていることが明らかになる。
    トイレに行ったら猟銃で「部屋に戻れ」と脅されたのだ。

    不条理な悩みは現実的な危機の中でさらに迷走する……

  2. 2004年3月 

    リージョナルシアターシリーズ「国道、書類。風呂桶。」のうちの一作品

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