どんなにこころをこめて呼びかけたとしても、届かないから私のぜんぶを空に向けて投げつけた。 いま、まちがった場所で、まちがった相手と、見当ちがいな欲望を抱いて、 私は私の目のまえの時間と、あの頃の時間と、これから始まるこの先々の時間を ...
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Antikame? 主宰。日本大学芸術学部放送学科卒、同大学院映像表現研究科修士課程修了。『顔が見当たらない』戯曲雑誌「せりふの時代」(vol. 54掲載)、『わたしを落とした』『たぶん顔がわり』日本劇作家協会「月いちリーディング」選出、『かみにフレる』若手演出家コンクール2016一次選考・次点選出、『つややかに焦げてゆく』第23回日本劇作家協会新人戯曲賞・二次選考選出。『なんども手をふる』第24回日本劇作家協会新人戯曲賞・二次選考選出、門真国際映画祭 舞台部門二次審査選出、若手演出家コンクール2018 二次審査選出。日本劇作家協会会員 事業委員・リーディング部・せりふワークショップ委員、日本演出者協会 日本の戯曲研修部。(2020年 時点)
どんなにこころをこめて呼びかけたとしても、届かないから私のぜんぶを空に向けて投げつけた。 いま、まちがった場所で、まちがった相手と、見当ちがいな欲望を抱いて、 私は私の目のまえの時間と、あの頃の時間と、これから始まるこの先々の時間を ...
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ヒトはだれかのためじゃなく、じぶんのために、しあわせと呼べそうなナニカを選んでゆくもの。 だから泣き笑いのような表情を向けて、いう。 ごめんね。ありがとう。 ぶつかって、傷ついて傷つけて、相手に近づいてゆく。 いまこのとき、 ...
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この街に耳を傾ける 低い音色を奏でているように聴こえた 暮色の空は暗い色ににじんで見えた 姿は時間に蝕まれて 声はこの街に濁されて消えて じぶんをかたちづくった多くは消えて 不可避なこの流れは 黒味のエンドクレジットへ た ...
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