七月三十一日、ワタナベ家の娘、七瀬(ななせ)の法事の後。ワタナベ家の居間で、使用人の菊江(きくえ)は後片付けし、七瀬の双子の妹、七織(ななお)は寝転んでいる。七織は、法事のために十年ぶりに家に戻った。二階にいる、七織の母や祖母は寝たきりで、 ...
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2001年3月、伊丹想流私塾を卒業後、青年団にて戯曲修業をする。
退団後、企画集団「野の道」を立ち上げ、『桃源郷』『カーネーション』『流れる』の三公演を上演する。「異界・異形」「欠落」「共苦」をテーマに創作を続けている。
日本劇作家協会 第16回、第17回新人戯曲賞 最終候補
尼崎市 第7回近松門左衛門賞 最終候補