井戸乃くらぽー

井戸乃くらぽー
主な活動地域:
東京都

広島県呉市出身、京都大学文学部仏語文専攻卒業。

幼い頃から物語が好きで、漫画と時代劇に囲まれた少女時代を送る。同時期に祖父より俳句を教わる。
漫画家を目指しつつも「夢の遊民社」や「劇団新感線」、シェークスピアなど多数の舞台作品を観て演劇にも憧れ、中学の文化祭で『夏の庭』を舞台脚本にし評価を得る。
7歳の頃に亡くした叔父がフランス語堪能な映画青年であったことから大学では仏文学を専攻する傍ら、不登校になった経験から教育問題を考える自主ゼミにも在籍し幅広い教養に触れる。

就職氷河期の中、子宮内膜症を発症し入院、手術。
自宅療養の間に叔父の遺した本を参考に独学で舞台脚本を書き始める。
渡仏後、日本文化の重要性を再認識し在仏日本人の句会「ラ・セーヌ」に参加。
東日本大震災の報を受け、着物を着て日本文化をアピールする女性のNPO「パリ小町」で広報やイベント企画など活動。
帰国前からシナリオ応募を始め、2012年ローカルラジオ局ドラマ採用から脚本の道へ。

歴史ものや、普遍的な問題を根底に情感に訴える悲喜劇的な作品を得意とする。
現在インターネットFMでドラマ放送予定、また朗読動画配信などが控えている。
趣味は俳句(むつきの会副幹事、カルチャー講師)、短歌、ボードゲーム、サイクリング、着物。


【代表作】

(演劇)
2013年「Memento〜忘却の海〜」(演劇ユニットMilky)

2014年「モジョ×コン〜mojo complex〜」(同上)

2016年 「サクラ・クロノス」(劇団あくたぁいちごだいふく)


(朗読・ノベル)
2015年 『月光蝶伝』(朗読ライブ「響き合う音の物語」vol.7台本)
   →2018年9月 日本工学院文化祭にて朗読劇として再演

2017年 ・チャットノベル『無間』(アプリBalloon)
    ・『星の溟(うみ)月の河』(朗読ライブ「響き合う音の物語」vol.9台本)
   →2020年5月 FM千里「カタリスト劇場」にてラジオドラマ化・放送

2019年 『承応二年のドラゴン殺しー玉川水神社縁起異伝ー』(エブリスタJAM JAM CAMPFIRE参加作品)

(映像)
2019年 「ホスト・ボーイズラブ」(TOKIWA企画・制作協力)

2020年  「カムバック・マイホーム(仮)」(共同プロット・脚本)

2021年  朗読動画配信ユニット「東京でんのう座」にて新作配信予定


他、別名義にてオーディオドラマやゲームシナリオなど多数執筆