(前編)幕末薩摩の地で肥後の石工の言伝えを脚色した物語。棟梁三五郎は石橋築造治水など難工事を成し遂げるが、藩の紛争に巻き込まれ、やがて愛する女の不慮の死を弔い、薩摩の石工達に見送られ、最後に架けた石橋を渡り別れを告げて行く。(本編)東京下町 ...
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一九三三年(昭和八年)熊本市生れ 早稲田大学第一法学部卒業
日本現代詩人会 会員 詩誌 『衣』 同人
著書 『譚詩劇 女鳥 岡山晴彦戯曲作品集』 『詩集影の眼』 ( ふらんす堂 )
詩想を込めた文芸作品としての戯曲を指向。塚野千晶氏(日本女子大学名誉教授)に、シェイクスピア、西欧戯曲、日本伝統演劇について高年から多年教えを乞う。木下順二氏(高校先輩)には紙上のみだが私淑。七十歳の時、山田五十鈴氏(十六歳)と並んだ京都太秦の撮影所での写真(上賀茂で片岡千恵蔵氏三十歳との写真も)が、小生生後六か月の時と判明(昭和八年熊本から上都)。以来刺激を受け戯曲創作に手を染める。右記の戯曲集は西日本新聞で紹介される。