廃れた稲荷に住む人なのか、きつねなのかわからない三姉妹。長姉と次姉は人の姿。しかし末の妹はうまく尻尾が隠せず、大きな尻尾を見せている。稲荷には供え物もなく、貧しい姉妹。もちろん、スマホも持てない末妹は学校でいじめられ、友達もいない。そんな末 ...
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小野小町(おの・こまち)
京都府出身。奈良教育大学卒。日本劇作家協会会員。
小町座主宰。Wordswings代表。大学在学中の1983年「りんご姫」でキャビン戯曲賞受賞。20代は関西を中心に自劇団を率いて公演他、NHKラジオドラマなど執筆。
結婚後、子育てで演劇活動休止中、日本を代表する歌人、前登志夫の元で短歌を学び、2003年、角川短歌賞最終候補。歌集に『ラビッツ・ムーン』(2016年出版)。2007年に、当時、幼稚園で知りあった母親たちをメンバーに小町座を旗揚げ。全作オリジナル作品で地元奈良を中心に活動を続け、演劇、短歌、放送脚本など、様々なジャンルを書くことでつなぐ。
2015年より、国の登録有形文化財の奈良町家「奈良町にぎわいの家」(奈良市所有)総合プロデューサーとして、企画運営に携わり、伝統文化から現代アート企画まで、様々な事業を手掛ける。
尚、小野小町(おの・こまち)は旧姓の本名。