第一回劇作家協会新人戯曲賞(最終選考で別役実、山崎哲、鴻上尚史の三氏が推し、最優秀賞は逃すが次点として佳作を受賞)。七歳になる子供へ宛てた母親の遺書が、女の一人語りとしてその生・家族・死を浮かび上がらせる。別役実氏の評「これは眼前の、女性の ...
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『思想の科学』に初めて原稿を書き、その際、誰にでも読めるよう、姓・名を「ひらがな・カタカナ」表記にする。高校の演劇部の仲間を母体とし、大学時代に劇団をつくるが、卒業後は、四角な関係など、少人数のユニット制の公演に移行。父の死後、チェコ映画の配給の仕事を継ぎ、会社チェスキー・ケーを設立。ヤン・シュヴァンクマイエル作品や、チェコとスロヴァキアのアニメーション、『ひなぎく』などのヌーヴェルヴァーグ作品の配給・宣伝を行う。未発表小説『貞淑』。構想・執筆中(小説『始めから書かれた縦書きの話・途中から書かれた横書きの話』『赤い眼』・戯曲『八つ犬の語りごと(かながき八犬伝)』『音楽劇・マグダラのマリア』)