6月。2週間後に文化祭公演を控えたある高校演劇部の部室。不安を抱えながら部長を務める3年生の真由子。争いが嫌いでごまかしの下手な佳菜絵、つい攻撃的になってしまいがちな久美香、元々裏方志望だったが舞台に立つことになった優里、という2年生3人。 ...
作品詳細を表示 ※上演許諾などはコチラ
佐藤剛史(さとうつよし)
愛知県出身。静岡大学理学部卒。劇作家。演出家。演劇企画「伽藍博物堂」主宰。
1993年に「何もない空間(伽藍)に、いろんなものを博物館のように詰め込んだ企画」をしたいと思い「伽藍博物堂」の名前で活動。1998年から静岡市にて「伽藍博物堂演劇実験室」という名で小劇場を運営し劇団としても活動。2010年劇場閉鎖(劇団解散)。
その後、市民参加型演劇、静岡市こどもミュージカル、SPAC県民劇団など、様々なカテゴリーの人たちを対象にした舞台制作や、演劇ワークショップを企画。自ら舞台に立つ「一人芝居」を県内外で、劇場でない場所でも上演。ラジオCMに多数出演。
6月。2週間後に文化祭公演を控えたある高校演劇部の部室。不安を抱えながら部長を務める3年生の真由子。争いが嫌いでごまかしの下手な佳菜絵、つい攻撃的になってしまいがちな久美香、元々裏方志望だったが舞台に立つことになった優里、という2年生3人。 ...
作品詳細を表示 ※上演許諾などはコチラ
あるさびれた港町。湾内に浮かぶ「猿が島」は観光の目玉であったが、三年前に島にあった「お猿さんパーク」は閉鎖。今は無人島になっており、残された猿はそのまま島に住みついている。島の猿を引き上げる話も、町村合併のゴタゴタで頓挫したまま。ところがあ ...
作品詳細を表示 ※上演許諾などはコチラ
ある高校の学祭三週間前。学祭実行委員会が当日まで使う空き教室。学祭委員長の柳と二人の委員丸山と太田が作業している。そこに今日締め切りの学祭パンフレット原稿を持ってくる各部の部長たちや、相談事を抱えた柳の同級生たちがやってくる。安東は足を怪我 ...
作品詳細を表示 ※上演許諾などはコチラ