認知症の母親の介護のため、仕事を辞め妻と別居し、親子で一緒に暮らし始めた男。彼を待っていたのは、想像以上に過酷で希望のない日々だった。2004年初演、2006年、2018年に再演。 【テアトロ戯曲賞の選評より】 最後の一本を読み終えた時 ...
山田裕幸

- 主な活動地域:
- 静岡県
山田裕幸(やまだひろゆき)
劇作家、演出家
1971年、静岡県生まれ。大学時代より約25年にわたり東京の小劇場を中心に公演活動を行う。2005年の韓国公演をきっかけに日韓共同制作も数多く手掛けてきた。2007年から2014年にかけては第七劇場鳴海康平氏と共にアトリエセンティオを運営。2018年静岡県藤枝市に白子ノ劇場を開設し、地域に根差した活動を続けている。劇団の他にも、劇作家協会の事業委員として数多くの戯曲のリーディングにかかわり、ふじのくに野外芸術フェスタでは演出も行う。「トリガー」にてテアトロ新人戯曲賞を受賞。