高校時代同級生で共に勤務評定などの問題で学生運動に関わった、水上と岸田。今は岸田は警察に入り刑事の身分。水上は風来坊である。小さな事件がきっかけで水上と岸田は警察の取調室で向き合うことになる。岸田は行方がわからなくなってしまった妻、咲子の情 ...
作品詳細を表示 ※上演許諾などはコチラ
小松幹生氏自身によるプロフィール
── 劇作家大会2014豊岡大会パンフレットより (2014年6月開催)
「昭和16年、高知生まれ。早稲田大学演劇科卒。
演劇雑誌テアトロに入社したのが芝居との関わりの初め。映画の世界に進みたいとぼんやりと考えていたが、縁あって芝居を書くことになる。やがてテアトロを退社して劇作家に専念することになり、商業演劇から新劇、小劇場、児童劇と幅広く約100本の作品を書き、いろんな劇団で上演される。すべては成り行きの人生。劇団は持たず演出もしていない。ただ、最近、本気で芝居を書く気持ちになっている。」
日本劇作家協会常務理事を務め2016年逝去。
高校時代同級生で共に勤務評定などの問題で学生運動に関わった、水上と岸田。今は岸田は警察に入り刑事の身分。水上は風来坊である。小さな事件がきっかけで水上と岸田は警察の取調室で向き合うことになる。岸田は行方がわからなくなってしまった妻、咲子の情 ...
作品詳細を表示 ※上演許諾などはコチラ
木登りが得意なトノサマガエルの子、ブンナは空に憧れていた。地べたをはいずり回って暮らすより、空高く飛んで、そこから見える世界がどんなものか確かめたい! そして椎の木のてっぺんに登っていくのだが、そこにあったのは鳶のえさ蔵。ブンナは弱肉強食と ...
作品詳細を表示 ※上演許諾などはコチラ
雨が降る夜の路線パス。車窓の風景がいつもと違うことに気付 いた乗客が声を上げ、車内がざわつき始めた。 停車ランプを押してもバスは止まらず、文句を言うと運転手は急ブレーキと急発進などの 操作で対抗してきた。乗客はパスを止めるために運転手にス ...
作品詳細を表示 ※上演許諾などはコチラ