時は1976年、とある春の昼下がりの照妙寺。先代住職の父忠良の四十九日の法要。住職として初めて采配をふるったのが父親の葬式だった、この寺の若き住職忠房は、父が亡くなると同時に、教員として勤務していたとある高校を辞めていた。姉若葉は、隣県の寺 ...
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時は1976年、とある春の昼下がりの照妙寺。先代住職の父忠良の四十九日の法要。住職として初めて采配をふるったのが父親の葬式だった、この寺の若き住職忠房は、父が亡くなると同時に、教員として勤務していたとある高校を辞めていた。姉若葉は、隣県の寺 ...
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書きたいのは裁きの場所。ひとが人を裁くということ。 共和党委員長、赤巌弥太郎が演説中に刺殺された。 犯人は17歳の少女。 少女の所属団体、愛心党の党首が疑われるが、少女は単独犯を主張。 ロンギヌスの槍を握っているのは、少女で ...
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久し振りに押し入れの奥から引っ張り出した、卒業アルバム。そこにはあの頃の、無邪気に笑う私がいた。少し離れた所には、ちょっぴり緊張気味の彼。勇気を出してFacebookに友達申請するとその日のうちに連絡が来て、私達は20年ぶりに言葉を交わした ...
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高レベル放射性廃棄物処理場につながる穴を守っているヒューマノイド、アルファとガンマ。非人間的な廃炉研究所から逃げ出した3人組。そして、研究所での仕事を悪用している2人の職員。 命すら造られ選別される近未来を舞台に、欲望と必要性に身を任せ理 ...
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あるさびれた港町。湾内に浮かぶ「猿が島」は観光の目玉であったが、三年前に島にあった「お猿さんパーク」は閉鎖。今は無人島になっており、残された猿はそのまま島に住みついている。島の猿を引き上げる話も、町村合併のゴタゴタで頓挫したまま。ところがあ ...
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6月。2週間後に文化祭公演を控えたある高校演劇部の部室。不安を抱えながら部長を務める3年生の真由子。争いが嫌いでごまかしの下手な佳菜絵、つい攻撃的になってしまいがちな久美香、元々裏方志望だったが舞台に立つことになった優里、という2年生3人。 ...
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【あらすじ】 山東電機は世界的なグローバル企業松川電器に買収されることが決まった。次世代電池事業部に籍を置く部長たちは危機感が全くないが、エース級の開発者である野間リーダーはまったく意に介さない。自分に与えられたミッションである「世界最小 ...
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【あらすじ】 東京に本社を置くイチバ自動車は、電気自動車「アイレ」の開発に社運を賭けていた。国内企業はもとより海外企業との競争が激化1環境の中、経営は今より性能を上げたエンジン部分の重要なファクターである電池の開発を命じる。社員たちはその ...
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ある夏の夜。 死んだ父から古いレストラン「かもめ」と、かなり大きな借金を引き継いだ木島伸一は、資産家の娘との再婚を計画していたが、そこへ別れた妻、小春がスーツケースを引き摺って帰って来た。 気に染まぬ相手からプロポーズを受けた小春 ...
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アインシュタイン研究の第一人者である金子務氏による、昭和の名著「アインシュタイン・ショック」を下敷きに、大正期の科学ブームと民衆の意識に迫った意欲作。1922年(大正11年)の11月17日に日本の土を踏み、12月29日までの43日間日本に滞 ...
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