幕末、戊辰、明治…。 お蚕さまと名も無い人々が、時代を繋いでいきました。 戊辰の戦火に追われるように、荒井山中に集った5人。その中に蚕を育てることだけが取り柄の、”おい”と呼ばれる名も家も無い娘がいました。“おい”のような農民、元藩 ...
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幕末、戊辰、明治…。 お蚕さまと名も無い人々が、時代を繋いでいきました。 戊辰の戦火に追われるように、荒井山中に集った5人。その中に蚕を育てることだけが取り柄の、”おい”と呼ばれる名も家も無い娘がいました。“おい”のような農民、元藩 ...
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芸奴の小玉は役者の清之助を弟のように可愛がっていた。大好きな酒も絶ち、わき目もふらず清之助の世話をしてきた。その清之助が名題になることが決まり、小玉は鏡台をこしらえてやったのだが、清之助は不見転芸妓の綾子と一緒にや小玉の前に現れる。 ...
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無能なのにプライドばかりが高い劇作家が、共同執筆を迫って来るプロデューサーを毒殺してしまう。 彼は看護師である妻と二人でなんとか事件を隠蔽しようと画策するが、隣人の男や部屋を間違えたホテトル嬢の出現で、テンヤワンヤの大騒動となる。 ...
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NHK FM シアターにてオーディオドラマとして上演。文化庁芸術祭参加作品。戯曲にするにあたり、大幅に加筆しました。出演者は4人、音声(録音)のみ出演が1人となっています。
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どこでもない時、どこでもないところ、どこでもない夏の或る日……記憶の奥に取り残された荒廃した店頭。ホコリの積もったカウンターの奥に座る一人の男(ヒトシ)のもとに、一人の男(タロウ)が訪ねてくる。タロウは昔、集団疎開をしていた頃、このあたりの ...
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現代の若者の典型のような男女四人が、恋愛ごっこ的な軽い感覚での小旅行でここ、神崎町にやって来る。 そこで、江戸時代の実際にあったという、右首のところから左胸にかけてぱっくりと割れているという地蔵の伝説を話す不気 味な老人を見かける。その ...
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王族の息子として生まれた釈迦は、多くの感情や決まり事に縛られた、不自由な人生だった。雨は時にしがらみを、時に全てを洗い流す救いだと感じさせる。雲の隙間から差し込む光が、雨に濡れた蜘蛛の糸をキラキラと光らせる。全てを捨てる事が出来た彼は、何に ...
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どこにでもある交差点には、欠かすことなく花が供えられている。通りかかる誰もが、それを見て察する。「ああ、ここで人が死んだのだ」 1つの不幸な事故をめぐり、交わるはずのなかった人間関係が生まれた。めぐりめぐる、まじりまじわる、ぐるぐるぐるぐ ...
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青春はちょっとだけほろ苦い青色をしている……。 青山玲菜(18)と緑川結衣(18)と白井理香(18)は仲良しの女子3人組。 屋上で話すのが日課である。 本作は、そんな彼女たち3人が繰り広げる、高校3年生の1年間を描いた戯曲である。 ...
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女子プロレス大会会場 選手控え室に一人の女性が男に連れられて入ってきた。大会の営業を取り仕切るカドタが案内してきたのは新日本女子プロレスのエース、ザ・クール桂木。引退してから20年。最後の試合は、ザ・クール桂木対デンジャラス有明。桂木を看 ...
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