海峡を挟んで、200年間戦争状態にある2国、タナビテとユナゴル。聖域の所有権をめぐって、またどちらの神が真実かをめぐって、長い間小競り合いが続いていた。タナビテの山腹にある街には「大砲」が設置され、その照準は常に隣国ユナゴルへ向いていた。そ ...
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「飛ぶ劇場」代表、劇作家、演出家。北九州市出身。1998年『生態系カズクン』で第3回劇作家協会新人戯曲賞を受賞。1999年『IRON』が第44回岸田國士戯曲賞最終選考にノミネートされる。現在、北九州芸術劇場のローカルディレクターとして九州演劇界の底上に努めている他、美術館とコラボレーションして演劇作品を創作したり、オペラの構成・演出や書道パフォーマンスの演出を手掛けるなど活動の幅を広げている。また全国各地で作・演出、戯曲講座やワークショップの講師としても活動中。