それは、文字による箱舟――。 昭和20年春、本土決戦が叫ばれる街にひとりの男がいた。 男は敗戦を正確に予期し各地の農家を訪ね歩いていた。 「その日」を迎えた暁に、ただちに日本を再建するために。 旅する民俗学者 宮本常一。 ...
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それは、文字による箱舟――。 昭和20年春、本土決戦が叫ばれる街にひとりの男がいた。 男は敗戦を正確に予期し各地の農家を訪ね歩いていた。 「その日」を迎えた暁に、ただちに日本を再建するために。 旅する民俗学者 宮本常一。 ...
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青嶋悠介は明日、結婚式を控えている。そこで血の繋がっていない弟・林光朗を「本当の弟」にするため、結びの挨拶をお願いしようとしている。孤独で苦しい人生を経験してきた弟に対し、悠介はどう接してよいのかわからず、深く関わることができなかった。悠介 ...
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7脚の椅子と、7人の女優達。 描かれるのは、ある女の、7才から77才までの物語。 約70分間の、人生賛歌。 ※この上演台本は、一部に出演者達本人のことばが採用されている。 台詞の表記で “一部字体の違う部分 ”については、作者と ...
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昔話「かちかち山」の狸は死んだ。この話はその息子と娘、兄妹の生き方の話である。兄妹は過去の風説に苦しんでいた。兄は過去を断ち切ろうと正義に生きるが、妹は詐欺団に魅かれいく。しかしその詐欺団とは・・・。父を死に追いやった泥の「舟」が『誠』を運 ...
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東京の灯りがかすかに届く郊外の街。ノストラダムスの大予言がまことしやかに囁かれていた頃、鈴原鏡はクラスメイトの少女・篠崎絵筆から「ピアノを教えて」と頼まれる。困惑する鏡、そこへ現れた別の男から「一緒にロケットを作ってくれ」と更に不可思議な頼 ...
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時は2023年。根強く残る差別意識に怒る埼玉県民の男女は、タイムマシンを使って過去に遡り、「首都を埼玉に誘致し、現在の東京の繁栄を埼玉のものに!」と目論む。そして徳川家康、明治天皇、渋沢栄一に次々にアクセスするが、いずれも失敗。次に考えたの ...
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戦後、軍事施設の赤線を超えて、米軍に殺された弟を持つすみれ。幼少期、自分を捨てた母親に水色の長いりぼんを、縫い付けられた、男娼りぼん。結婚式当日事故で夫を亡くした百合子。戦後娼婦として働かされ、シベリアに抑留されて戦後17年経って帰国した夫 ...
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昭和の敗戦から、やがて高度経済成長の絶頂と終焉に向かう、時は1973年。 ロックにどっぷりと浸かる代議士の息子・甲野欽吾はマニアックなロック雑誌「エピタフ」を主宰し、甲野の盟友・宗近、小野、浅井らが編集に携わっていた。 ある日、 ...
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あらすじ それは、ほんの少しの人間だけが知っている話… 東京下町のとあるビル。1階は推理小説好きが集まる喫茶店、2階には探偵事務所。 その探偵事務所は人外専門とか…人外とは文字通り「人、以外の存在」のこと。探偵たちもまた人外らしい。 ...
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天界で天使として過ごしている舞と恭介は、迷界という場所に呼び出される。 そこで二人は、生まれ変わることが出来るということを知らされる。しかし、すぐに決められない二人は、案内役に生まれ変わったらどんな人生を歩むのか知りたいと告げる。 する ...
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