上更家くすりはかつて住んでいたアパートを訪れ、洗濯機(外置き)を現住人に無断で持ち去る。その洗濯機は、2014年、インド洋上で行方不明になったマレーシア航空の飛行機に搭乗していた恋人、楊が大事にしていたもので、くすりは引越しの際に処分できず ...
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上更家くすりはかつて住んでいたアパートを訪れ、洗濯機(外置き)を現住人に無断で持ち去る。その洗濯機は、2014年、インド洋上で行方不明になったマレーシア航空の飛行機に搭乗していた恋人、楊が大事にしていたもので、くすりは引越しの際に処分できず ...
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30時間117キロのウルトラウォーキングに参加したおっさんが 誰もいない真夜中にひとりぼっちで、ただ「歩きながらひとりごと言う」 まったくドラマチックでないドラマ。 いろいろネガティブなことを口にしているが ただ歩き続けるしかない ...
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1971年の暮れ、電車への飛び込み自殺を見る野次馬のなかで、「私」はヘルに出会った。 ヘルは言った。 「私は将校さん専門の「慰安婦」だったんだ。」 その日から、「私」はヘルの元に通い始めた。 「歴史」の暴虐に踏みにじられ、それでも生 ...
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上演時間60分。一人芝居。上演は男性で行ったが、性別は不問。 放課後の職員室。君が代斉唱に対1元教員が乗り込んでくる。国旗国歌とは、教育とは。哀愁と滑稽たっぷりのひとり芝居の激論劇。 箕倉の元に教頭からの連絡。報告書の「最も成果のあった ...
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それはタジカヌーリアン人の収穫祭の日。失踪していたはずの呪術師・ワタンシが現れる ワタンシはゆるやかに滅亡を迎えようとしているであろうタジカヌーリアン人たちに、とある呪術を見せる。 それは失踪している間にワタンシが言ってきた場所、見てき ...
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【あらすじ】 大正十四年五月、兵庫県にある城崎温泉街を巨大な地震が襲った。 「女が好きなだけ泣けるのは、赤子のうちだけ」と言われ、泣くことも怒ることもなく、足元に咲くスミレのように、ひっそりと、ただ懸命に生きてきた若女将のサヨ。災禍の只中で ...
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この戯曲は、演じる俳優が身ひとつで各地へゆき上演する企画のために考えました。 例え音響や照明がない場所でも、例え狭い店などの隅とかでも上演できるように、 最小、原稿用紙一枚ぶんのところに立ってやれるように、仕組みを考えました。 めまぐ ...
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一人芝居。高校3年生の牧原咲は、演劇部の唯一の部員である。このままでは自身の卒業とともに演劇部が廃部となってしまうため、咲は新入部員を獲得しようと奮闘する。演劇部の部室を舞台に、一人きりの咲の春夏秋冬(ひととせ)が、季節の移ろいとともに描か ...
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ある日、キミは箱になった。呼んでも、叩いても、応えてくれなくなった。箱になったキミに追い詰められていくワタシ。キミを箱にしまったのはワタシなのか。箱になったキミは幸せなんだろうか?ワタシの幸せは?誰かに本気で向き合っていくことの難しさを、ひ ...
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第一回劇作家協会新人戯曲賞(最終選考で別役実、山崎哲、鴻上尚史の三氏が推し、最優秀賞は逃すが次点として佳作を受賞)。七歳になる子供へ宛てた母親の遺書が、女の一人語りとしてその生・家族・死を浮かび上がらせる。別役実氏の評「これは眼前の、女性の ...
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