舞台は老舗そば屋「南海亭」。1年前に店主が少年犯罪に巻き込まれて殺害され、今は娘のナツキが店を切り盛りしている。店主を殺害した加害少年の裁判が進んでいて周囲は極刑を望んでいるのだが、ナツキはそれに素直に賛同できずにいる。生前、「協力雇用主 ...
ジャンル“現代劇” 416本が見つかりました。
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演劇ぶっく・ニュークリエイト出版共催戯曲コンテスト・優秀賞(2001年)。 御殿場家は五人兄弟姉妹。長女・縁(ゆかり)は家族に内緒で結婚情報サービスに入会。そこで紹介された顔も知らない相良(さがら)はいきなり家に挨拶に来ると言い出す。焦る縁 ...
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結婚生活3年目の倦怠期?の夫婦は朝から納豆の食べ方一つで口喧嘩。お隣は失職中の父とパートタイムで家計を支える母と登校拒否の小学生の息子の一家。さらに近所に住むのは万年浪人の弟と婚期を逸した姉。共通1のはダメな男たちへの不満。そこに元教師の姑 ...
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病に伏せて死を待つだけの男のもとにお迎えがやってくる。人生を精一杯生きて富を築き上げ、家族に見守られて死にゆく最期になんの悔いもないと男は言う。ところが、この世のものではないお迎えの姿を男の妻が見てしまう。お迎えの姿が見えることは死期が近づ ...
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舞台はジミーズカンパニー。慰安旅行と称して一人アメリカに旅立つ社長ジミーと残された社員たちの物語。社長が旅行を楽しむ間に起こる御法度の社内恋愛。その相関図は絶1、当事者には悲劇、他人には喜劇のドタバタ劇となり、まさかの結末を迎える。「歌謡」 ...
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百山富士雄と妻の幸子。そして子どもの翼。 百山ファミリーとかれらを取り巻く人々の心あたたまるハートフルコメディ。笑いでつづる家族スケッチ。 百山ファミリーにきょうはなにが起こるのか? 第七景『恋、おばあちゃんの 〜雨の神宮外苑編 ...
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「その昔、金毛九尾の狐が住むと言われた那須野が原は明治の時代に入っても枯草しか生えてない荒れた寂しい草野原であった・・・・」というナレーションで始まる舞台劇「那須野の大地」は、不毛の大地に開拓の鍬を振るい、今日の那須塩原市の礎を築いた先人の ...
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夏の昼間の日常(ミシン・布団・縫い物)と、日暮れ方の一瞬の闇と過去、「特別な姉」と「恋とは関係のない日常を過ごす妹」のささやかな断絶と愛情が交差します。「四角な関係」は連作短編戯曲集として計画されたシリーズです。vol1は人工授精で生まれた ...
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第一回劇作家協会新人戯曲賞(最終選考で別役実、山崎哲、鴻上尚史の三氏が推し、最優秀賞は逃すが次点として佳作を受賞)。七歳になる子供へ宛てた母親の遺書が、女の一人語りとしてその生・家族・死を浮かび上がらせる。別役実氏の評「これは眼前の、女性の ...
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美術学校に通う陰気な青年は、ある日、さびれたペットショップの片隅で幼い目病み猫と出会う。青年は猫を買い受けて一人暮らしのアパートに連れて帰るが、その部屋には、魚が一匹も泳いでいない大きな水槽があったーー。 水槽のなかでゆるやかに渦を巻く、儀 ...