時は1976年、とある春の昼下がりの照妙寺。先代住職の父忠良の四十九日の法要。住職として初めて采配をふるったのが父親の葬式だった、この寺の若き住職忠房は、父が亡くなると同時に、教員として勤務していたとある高校を辞めていた。姉若葉は、隣県の寺 ...
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時は1976年、とある春の昼下がりの照妙寺。先代住職の父忠良の四十九日の法要。住職として初めて采配をふるったのが父親の葬式だった、この寺の若き住職忠房は、父が亡くなると同時に、教員として勤務していたとある高校を辞めていた。姉若葉は、隣県の寺 ...
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「公益社会法人ひろむす」は、グループホーム「ひろむすのいえ」を運営している法人である。ひろむすのいえは、自宅で生活をすることが困難さを抱える者が介護者から生活の指導や介助を受けながら生活をする場である。 ある日、入居者の1人ユキオが書き溜 ...
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結婚生活3年目の倦怠期?の夫婦は朝から納豆の食べ方一つで口喧嘩。お隣は失職中の父とパートタイムで家計を支える母と登校拒否の小学生の息子の一家。さらに近所に住むのは万年浪人の弟と婚期を逸した姉。共通1のはダメな男たちへの不満。そこに元教師の姑 ...
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第37回 テアトル・エコー 創作戯曲募集・佳作入選作品(2010年)。 2013年、同劇団SIDEB公演としてリーディング(朗読)上演。 会社員の成澤キミハルは人魚になってしまった。入院したのは病院の離れにある大部屋。そこに並んでいたの ...
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ちょっと前まで東京へ行くのが大変だった、東京近郊のどこかの町のどこかの集落。女ばかりの集落の、おとぎ話のような本当のお話。 あるものは、子連れで出戻ったり、男に騙され大きな腹を抱え帰ってきたり、はたまた子供のお受験に失敗して、県をまたいで ...
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大阪で風俗営業の経営に失敗した亀山は、都会の孤独な人間に話し相手を提供1「デリバリーパートナーサービス」なる真面目?な人材派遣業を思いつき東京に進出する。新宿百人町のオンボロアパート海亀荘の一室を有限会社「海亀商事」の事務所に定め、スタッフ ...
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小学5年生の「空(そら)」には、特に将来の夢はない。酪農家の長男なので家を継ぐしかないと思っている、という作文を書いたところ、家族から思いがけず「好きにしていい」と言われる。その後、ちょっとした勘違いから、映画監督という夢を決めた空だった ...
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水族館で働く八嶋渉はある日謎の少女と出会う。ことばを話せない少女は渉に懐き、渉は少女をじぶんの住むアパートへ連れてくる。賑やかな隣人たちと奇妙な共同生活を送る少女と渉。だがじつは水面下で少女を狙う、とある宗教団体があった。その名は『最後の箱 ...
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古くからある木造の一軒家。 母が死期を迎え、家族が集う中、四姉妹の母に対1想いが交錯する。 幼い頃に家を出た父への愛憎で孤立1三女の奈央は、誰もいない居間で若きし日の母の幻影を見る・・・。「母親の死」に向き合う四姉妹の、秋の数日。 本作 ...
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本土決戦間近の日本、一人の男が寺の住職から観音様の疎開を頼まれる。この観音様は鉄でできているため、供出しなければならない。だが、仏を溶かすことはできない。盗まれたことにして、疎開させて欲しいと。男は鉄の観音様を背中に背負い、九州まで疎開の旅 ...
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